泥棒が狙う家とはどんな家でしょうか?
泥棒の約半数が、事前に街や家を下見すると言われています。空き巣ねらいの被疑者に対する調査によると、泥棒が下見するときのチェックポイントで多かったのは「周辺の人通りや人目が少ないか」「入りやすく逃げやすいか」「留守かどうか」など。これを現在の住環境と照らし合わせ、防犯における課題を明確にしましょう。
『周辺の人通りや人目が少ない。』
泥棒が最も嫌うのは「人の目」です。昼間でも人通りが少ない街や、周囲の監視の目が届きにくい住まいは、必然的に泥棒のターゲットになりやすいと言えます。以下の項目にあてはまる場合はその危険性が高いため、注意が必要です。
| □通行人が少ない、通りから敷地が見えない。 |
人通りが少ない地域、または、人通りが多くても道路から敷地内が見えない場合は注意が必要です。
|
| □高い塀や生垣で、通りからの見通しが悪い。 |
高い塀や生垣は、防犯にはおすすめできません。一度敷地に侵入してしまえば、侵入者は人の目を気にせずに、ガラス破りなどの作業に集中できるからです。
|
| □敷地内に植栽が生い茂っている。 |
敷地内の監視性が低くなります。特に玄関ドアや窓など、侵入口になる可能性が高い場所は、通りからの見通しをよくすることが大切です。
|
| □目隠しタイプのベランダである。 |
| 入ってしまえば通りから見えない目隠しタイプのベランダ。侵入者がガラス破りなどに集中できてしまいます。 |
| □公園や空き地、駐車場などに隣接している。 |
| 公園など、長時間そこにいても不審に思われにくい場所と隣接している場合は、侵入者はじっくりと下見ができるため、狙われやすいと言えます。 |
| □常夜灯がなく、暗がりが多い。 |
| 侵入者は暗がりを好むため、敷地内に常夜灯がない場合や、まわりに街灯がない場合は狙われやすくなります。 |
[PR] 自分の家は自分で守るのだ。
『入りやすく、逃げやすい。』
侵入者は、侵入に5分以上かかると約7割があきらめ、10分以上かかるとほとんどがあきらめると言われています。要は「侵入に時間をかけさせる」ことが防犯のポイント。以下にあてはまる場合、敷地内へ簡単に入らせない工夫が必要です。
| □敷地境界・車庫前に何もない。 |
| 敷地境界・車庫前に何もないと、簡単に敷地内に侵入されてしまいます。車両盗難や車上荒らしも心配です。 |
| □物置、エアコン室外機、雨樋など、2階への足場がある。 |
| 侵入者は物置などを足場にして2階の窓からも侵入します。2階に上がれそうな場所にはできるだけ背の高い物を置かないようにしましょう。 |
| □隣家との距離が近い。 |
| 隣家の物置や雨樋を足場にして侵入されるケースもあります。ご自分の住まいだけでなく、隣家との距離もチェックが必要です。 |
| □隣がマンションなどの集合住宅である。 |
| 不特定多数の人が出入りする集合住宅は、敷地内にいても不審がられることがないため、そこから隣の住まいに侵入しやすいと言えます。 |
| □夜になると1階は誰もいなくなる。 |
| 夜間、家族の就寝時に侵入する「忍込み」。見つかると居直り、強盗になる可能性も高く危険です。 |
| □敷地が複数の道路に面している。 |
| 「逃走経路が多い」と置き換えられます。侵入者にとって、逃げやすさは欠かせない要素です。 |
『留守かどうか。』
侵入者が家の下見で気にすることは、やはりその家が留守かどうかです。住宅侵入盗の手口は「空き巣」が圧倒的に多く、留守と分からないようにする日々の心掛けが大切です。周囲に「留守」と知らせていないか、チェックしてみてください。
| □インターホンにカメラが付いていない。 |
| 侵入者の約半数が、不在を確認するためにインターホンを使います。ただ、カメラ付きのインターホンであれば、顔を見られることを嫌がり、侵入をあきらめる場合も多いと言われています。 |
| □ポストに郵便物が溜まっている。 |
| 新聞や郵便物があふれたポストは、住人が不在だと一目でわかります。長期不在時には、新聞をとめておくことをおすすめします。 |
| □洗濯物を干したまま出かける。 |
| 雨の日や夜遅くまで外に洗濯物を干していれば、それは、留守を知らせているようなものです。雨が降りそうな日、帰宅が遅くなる日は外に干さないことが賢明かもしれません。 |
| □表札に家族全員の名前がある。 |
| 家族構成が一目でわかり、留守の時間帯を推測されやすくなります。表札は苗字だけにするのが無難です。 |
| □電気メーターが見やすい位置にある。 |
| メーターの動き方で留守かどうかを判断されやすくなります。 |
|